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アジア・アフリカ比較共同研究 宗教性と現代社会空間

RELIGIOSITÉ ET ESPACES DE VIE DANS LES SOCIÉTÉS MODERNISÉESPERSPECTIVES DEPUIS L’AFRIQUE ET L’ASIE –

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現代人の生活空間から宗教は排除されたのか?アフリカ・アジアの社会を見るとむしろ反対の事例が多く見えてくる。ここでは従来の「宗教」というくくりでは捕らえきれないモラル、精神性あるいはライフスタイルとしての宗教性が、現代社会において新たな形で個人、集団の生き方を形成しているという認識に基づき、これを「空間」という軸からとらえ、理解する試みをしてみたい。

イスラームやキリスト教などの一神教の信仰実践に加え、風水や呪術信仰など広義の「見えないもの」への信仰とそれに纏わる儀礼や身体表現が現代を生きる人々の生活空間においてどのようにとらえられ、実践されているのか。家庭内のプライベート、ドメスティックな空間から、往来などのパブリックスペース、中庭や縁側のような「半公共スペース」も含む日常的な活動が行われる空間を対象とし、伝統や儀礼、宗教実践等が、近代化による空間そのものの構造的な変化に対応してどのような変容を遂げているのかに着目して考える。

アフリカ、アジアの異なる社会をフィールドに、比較研究を行うことで、現代空間に偏在する宗教性について考察すると同時にその文化的価値についても再評価を試みる。

La religion a-t-elle disparu dans les espaces modernes ? Les études de cas en Afrique et en Asie montrent que la religiosité fait bel et bien partie de la vie moderne. Organisé par les chercheurs de l’Université Kyoto Seika, l’Université Keio et l’Université Gaston Berger de Saint-Louis, ce séminaire s’interroge sur la façon dont la religiosité – qu’il s’agisse des religions monothéistes ou d’autres croyances traditionnelles, animistes ou mystiques – s’impose à travers les espaces de vie dits modernisés en Afrique et en Asie.


アジア・アフリカのイスラーム文化理解とダイバーシティ促進へ向けた取り組み~新しい共生社会を担う世代から~

活動の目的

本調査は、京都精華大学の学長指定課題の一環で実施され、現在日本社会に生きるムスリム学生について、宗教や文化の違いを持ちながら日本でどのような生活を送っているのか、また宗教実践を含め、自らの文化や信条を守りながら自らをとりまく人々や社会とどのような関係性を築いているのかについて質的調査を実施することを大きな目的とする

一言でイスラーム圏と言っても広大であり、それぞれの地域における歴史や文化・政治的背景も異なる。この研究の目的は、アジア・アフリカ圏の異なる文化について理解を深めると同時に本学を中心とした日本の大学や教育機関における多様なイスラーム文化理解へ向けた取り組みの現状と可能性について調査することである。同時に、ICTも活用し学生や職員と共に文化理解や共生へ向けた実践的な取り組みも進める。

本研究の対象として、日本に一時的に滞在している外国籍の留学生と同時に、日本で生まれ育ち、親の信条や文化などから、生まれつきイスラーム教徒である日本国籍の学生も、対象とする。

また、それぞれの学生の生活や友人関係、大学での勉学の様子などを詳しく聞き取り調査していくと同時に、日本の大学側でムスリム学生が生活しやすいようにどのような取り組みがあるかについても同時に調査を行う。

イスラーム教徒として日本で生活するなかで、もちろん戸惑うことや困ることはあるだろう。それを前提としつつ、問題点や困った点だけに焦点を当てるのではなく、日本の学習環境の中でそれぞれの学生が個人レベルで、あるいはコミュニティーレベルでどのような生活や取り組みをしているかに焦点をあてた調査をする。ほかの学生や自分を取り巻く人と今までどのように関わってきたのか、またこれからどのように関わっていきたいのかなど、個人のライフヒストリーや、生活実態など質的要素に焦点を当てた調査を行うことで、より実情に近い結果が得られると考える。

全体を通して、イスラーム教の不寛容、厳しいといったイメージを覆し、フレキシビリティあふれる生き方を自ら体言している在日ムスリム学生の生き生きとした姿に焦点を当てられればと考えている。

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